2014/12/30

AM0:00
  
  おやすみなさい。 






2014/12/29








 PM4:00








12月29日(月) AM7:30 






2014/12/27




  上、南仏ニース。下、鳥取県浜村駅周辺。今日から日本のニースと呼びます。














2014/12/26

カフェに従事する人には言わずと知れたお店。バリスタとして初めて世界に飛び出した門脇さんのCAFE ROSSO。島根県安来市、鳥取県の米子から少し足を伸ばしたところにあります。ここを訪れたのは6年ぶり、まだSHOZOにも入社してなかったし、佳織さんと結婚させてもらうために大阪からご両親を一生懸命口説きに行っている最中だったように思う。このお店はそういった意味でも色々思い出深いのと、「ROSSOに行った時に、ケーキを食べている孫を連れているおばあちゃんの飲んでいるコーヒーは世界に認められたもので、そういった物が意識せずに日常にある姿がとっても良かった」SHOZOもそういうお店でありたいというような話を面接でしたのを覚えている。その面接は今思えば省三さんと芳枝さんと3人というゾッとするようなシチュエーションだったんだけど…。今日も隣の席は地元の年配女性2人。赤ちゃん可愛いわねぇ、女の子は育てやすいでしょなんて話しながら、シフォンを頬張りながら飲んでいるコーヒーはね、実は…ねぇ。もちろん今ではスペシャルティコーヒーなんて珍しくもなくて、美味しいコーヒーの基準もどんどん変わってきてる。世界中のコーヒーシーンで日本人が大活躍しているけれど、それよりも以前にエスプレッソで世界を目指した人のお店が、こんな片田舎で今も生活の中に存在していることがなによりも有り難いなぁと思う。ホントに田舎なのですよ。そういえば大河がROSSOに行くつもりなので鳥取に会いに行きますよって言ってたけど、来るなら待ち合わせしようか。この前で。






2014/12/24

風冴える クリスマス

今夜はイブですね。我が家では大阪の両親からプレゼントされたクリスマスの小さな熊の人形が唯一それっぽいものです。そういえば僕の姉の義父母は滋賀県の草津市に住んでいます。なんの関係があるかと言うと、この時期によく見掛けるブーツにお菓子が詰まったあれ。クリスマスブーツ。実は滋賀県草津市が発祥なんですよ。これホントの話。






一部の人たちにとってコーヒーって今やファッションアイテムのひとつなんだなぁ。確かにおしゃれしてカフェでコーヒーって気持ちは分からなくもない。というかカフェがそういう場所なら嬉しい。モーニングやっている昔ながらの喫茶店なんかたまに行くとルーティンな感じでまた違ったコーヒー文化がそこには残ってたりして、それはそれで心からほっとしたりもする。もし将来紅茶にそういう時代が来たら、すすむさん大忙しだろうな。






2014/12/23




次の日の天気予報に晴マークが出ていたりなんかすると、前日の夜からちょっと楽しみでしょうがない体になってしまいました。朝日を感じるべくカーテンを開けたまま寝たりします。今日は晴れマーク+気温10℃。実際には海風がびゅうびゅう吹いてて体感はそんなことありえないんですど。家の近くに突然小高くなっている丘の上に360度遮るものがない公園があって、次晴れたらそこに行こうってけっこう前から決めてた。名前は「浜村砂丘公園」鳥取といえばやっぱり砂丘です。こんなとこにもあります、砂丘。遠くに船がゆっくり進んでいて、反対側には鹿野温泉へ、更には蒜山へ抜ける道が一筋あります。SHOZOスタッフならコーヒー飲まずにいられないような場所です。町の極小図書館が今日は休みでぷらぷら帰ったら、珍しく夕焼けがとても奇麗で、100mほど離れた小学校から“かいがら節”が流れてきて17時を知る。ちなみに12時にはもうちょっと現代的なポップスっぽい音楽が流れてきます。毎日毎日こんな事ばかりしているようですが、けっこう色んなところに出かけています。こっちで友だちになった人たちの忘年会にも行ってきました。それもこれも遊びではなく地元を知る為、交流の為ですからね。ああっ!明日は小玖有さんBCGの注射だ。クリスマスイブに…。








2014/12/21

引越しってなかなか不思議なもので、新しい場所に来てしまうと以前の生活が夢を見ていた様に思えてきます。もちろん忘れてしまったわけではありませんし、現代ではFacebookやSNSで遠くにいる人の情報を集める事は容易なのですが、今目の前にある事が人間すべてなのだと思い知らされます。小さな子供がいると尚更かもしれません。赤ん坊は本当に“今”しか生きていませんから。前の生活で毎日心がざわざわしながら生活していたのは、目の前の仕事場で、まさに“今”が進行しているからだと気づきました。もちろんその感覚は嫌いではなかったんですけどね。新しい仕事が始まるときっと寝ている時以外その事を考えるだろうな。少しずつざわざわの芽が出始めている感じはあります。どうやら仕事への欲求を消化する方法は、仕事する以外にないらしい。でも今は人生のハーフタイム中。久しぶりに晴れた昨日の大山は息をのむくらいに美しかったんだけど、カメラ忘れちゃったんだよねぇ。






2014/12/19

WE STILL LOVE YOU 2014

20年前は僕は18歳でした。他人にとってそれが超カッコ良くても、超ダサくても、うんうん分かる程度であっても、自分音楽史上だれしも自分にとっての名盤があって、僕にとってはLIFEはその一枚に違いない。単体で見ると名曲はたくさんあるのだけれど、アルバム単位で見るとあまりにも抜きん出ている。その頃世間は空前のオザケンブームで、おそらくその時の雰囲気で多くの人がCDを手に取ったと思う。CDが売れる時代だったとはいえ数十万枚売れたんだから。そして20年経ってたくさんの物が削ぎ落とされてLIFEは超LIFEになった。これはCDではなくてDVD。オザケンは出てこない。CD製作に関わった人たちが当時を振り返るという内容。最後に少しコメントが紹介されるんだけど、Weという言葉はIという言葉より古いらしい。人が私、私と生きるのは最近の話で、それまで人は私達で生きていたらしいという話。こういう話がたまらない。気になる人は超LIFEをご覧になって下さい。そして僕の人生に小沢健二を呼び戻してくれた川村さんに感謝。超LIFE、超最高だった。僕らにとって。






2014/12/15




自分たちのアパートに移り住んで1週間くらい。部屋が片付き、ようやくネットが繋がり、ホッ。テレビも無エ、ラジオも無エ、パソコンあるけど電波が無エ!ということで情報が全く入らないのでうっすら恐怖さえ覚える日もあったけれど悪い事ばかりではなく、読みそびれてた本をひたすら読んだり、一冊の雑誌を熟読したり、子どもとおもちゃで遊んで父親らしいと思ってみたり、空想したり。この一週間で少なくとも晴れてた日は一日。毎日とにかく晴れない。雪もどっさり降った。どれくらい?って昨年黒磯でどっさり降ったくらい。ところがこの辺りでは珍しい事ではないのかしっかり除雪されてて、道の端のスプリンクラーみたいなのから水が出てて、雪を溶かしたりしてるから、よっぽど変な道に逸れない限り車で出れちゃうからすごい。そんなわけで近くの漁港にカニでも買いに行こうかな。それが海沿いの醍醐味ってもんだ、先走ってカニ鋏も買ったしね。そうそう皆様のご厚意により我が家はおそらく鳥取で一番品揃えの豊富なコーヒー店になっております。心より感謝申し上げます。ありがとうございます。次はおいしい焼き菓子がこわーい。






2014/12/07

優しさだけが溢れてくるね


さて、あれからしばらく佳織さんの実家にお世話になっています。まだ冷蔵庫もベッドも届いてないからね。小玖有さんは元気にしていてますます饒舌です。あと2、3日で新しい家に完全に引っ越す事になります。山陰はさっきまで晴れていると思ったら、みぞれが降っていたりして一日の中で天気の変化が激しいのでうかつに散歩にも出れないし、今のところ毎日海が荒れているので海岸にも近づけずに困っています。それでも家の近所に奇跡的に北欧家具を売っているお店を見つけました。小さな小さな図書館もありました。海岸沿いに並ぶ風力発電の風車もよく回っています。家を整える作業は大変ですが、車で移動する時に左に右に海と山を感じながら走らせると心が新鮮さを取り戻す感じがなんとも贅沢です。それもそのうちに慣れてしまうのかな。おいしいコーヒーにはまだ出会えず、毎日朝礼や休憩で飲んでいたコーヒーを一杯でいいから分けて欲しいなぁと、もうこの3日間で20回くらい思った。あと、チョコスコーンをひと欠け。





2014/12/04

Calantheの尾崎さんに作っていただいたダイニング。新しい家に合わせた小ぶりサイズ。手狭になったら小玖有さんの勉強机にするために引き出しを2杯、中には「家具を作らせていただいてありがとうございます」のメッセージカード。ナラのソープフィニッシュ。尾崎さんらしい繊細な衣のようなテーブル。テーブルが入ると急にここで生活をするんだなぁと実感が湧いてきた。