2015/01/29

佳織さん、マフィン作り再開しました。もう10日間くらい毎日焼いてます。少しずつレシピを変えたり、材料をアレンジしたり、グラシン変えるか、型変えてみるかなんて言ってる。その都度メモを残して、まぁその飽くなき探究心には目を見張る。僕はけっこう大体で大体のものが出来たら良いくらいにしか思わないで自分を甘やかして生きているから、本当にすごいなぁと思う。ちゃんとやればちゃんと出来るのにって小さい頃からさんざん言われて、70%の力しか出さない奴って進級するたびに先生に言われてた。先生ってすごいねぇ、39歳になったけど今もそれは変わりません。その代わり130%の力を出せる人を伴侶にしましたー。世の中うまくできてる。このフレッシュ苺とチョコのマフィン絶品だったよ。さてさて明日はなんだろ?






2015/01/27

この愛はメッセージ!

子供の写真を撮り始めてから、写真家の濱田英明さんがすごく好きでしょっちゅう作品を眺めてる。その写真はなんというか子供に対する愛情とかこの瞬間を残すみたいな力がみなぎっているのにものすごく優しい。PARADEの赤松さんもその昔写真関係の仕事をしていたらしく「何言ってもねぇ、やっぱり親が子供を撮っとる(←鳥取弁)写真が最も力強い」なんてことを言っていた。東京の海央ちゃんが何かのイベントで濱田さんに写真を撮ってもらったらしく、「羨ましい、もし次に会ったら鳥取の写真を撮りに来て下さいって言っといて」なんてメールしてたのはつい先月。先週仕事関係で植田正治写真美術館に行ったら、なんと濱田英明さんの撮影隊と遭遇。偶然知り合いもいたので紹介してもらい、挨拶して、名刺を交換し、「濱田さんの写真大好きなんですぅっっ!」と女子高生のように気持ちを伝えて握手してもらった。この展開すごくない?何より自分で怖かったのは、知り合いが写真家の方が鳥取を撮りに来てるんだって言った時になぜか“ぜったい濱田さんだ!!”って思った。もちろん最後に鳥取にお店を作ったら写真を撮りに来て下さいってお願いしときました。







2015/01/25






 
   
 







2015/01/23













今年は朝からこれからの仕事関係であっちこっち電話をして、佳織さんの運転でちょっとした料理屋さんに連れてきてもらって、小さなパン屋さんにパンを買いに行って、なんとなくドライブに行ったら峠は雪がどっさり積もってて、帰ってきてまたずーっとこれからのお仕事の話をしていた一日。なかなか良い誕生日でしたよ。そうそうマーチ無事ご成約となりました。







2015/01/20



大阪の小島家では昔から「記念日に贈り物」の不文律があって、家族の誕生日、父の日母の日、節目の結婚記念日、入学、卒業など家族同士で必ず何かを贈り合った。身内に対してそういう感覚を忘れてしまう者が外の人に対して気配りが出来るはずがないという父の教えだった。現在では佳織さんの誕生日にも実家から毎年贈り物がちゃーんと届く。忘れていそうな時には「もうすぐお父さんの誕生日よ」「お母さん還暦だからね」といった電話が掛かってきたりもしていた。年がら年中何かを贈っている感じになってたいへんだなぁと感じていた時もあったけど、単純に人を喜ばせようぜっていうこの教えは、今となっては遠く離れている家族ってものを感じる貴重な瞬間かもしれない。何十年も贈り物をしていると正直だんだんネタも尽きてくるし、今何に興味があるのか情報がないので不思議な物も時々ある。それも含めて考える時間が大切なのだと思う。もうすぐ僕の誕生日なので実家からプレゼントが今朝贈られてきた。派手な蓋を開けるとなんと佃煮!父の中で僕もそろそろそういう物が嬉しい年頃になって来ただろうってことか。なんか新しいステージに行った感じがする。それにしても佃煮の誕生日プレゼント、渋過ぎない?






2015/01/19









It is good to warm to the occasionally sunny.







2015/01/17

10日に一度は荒天で、今日はその日。それでも松江に行こうと途中までがんばったんだけど、海沿いを通る山陰道はみぞれは降るわ強風だわでそれどころではなく早々断念。代わりに山沿いにある食堂に行こうということになったんだけど、今度は途中から本格的に雪が降ってきて断念。Uターンして通りすがりのお店に入ったら店内全面喫煙可で断念。田舎はどこもそうだけど、鳥取もまだまだ分煙も広がっていないので結構こういうことは多い。そんな断念づくしの一日でしたが、帰ってからは机に向かって考えをじっくりまとめたり、JAPONのまこさんからの手紙が届いてわかるわかると同世代感覚に浸ったり。その後はなんやかやと充実。うまく行かないとくさくさしっぱなしの僕をうまくリードする佳織さん。ホントにいつもありがとうございます。明日こそ早起きして松江に行ってるぞ!それにしても珍しいTシャツ買いましたね。なんと米子にギャルソンという奇跡。






2015/01/16

月が輝く夜空が待ってる夕べさ





黒磯からお菓子とコーヒーが送られてきたので、ありがたくいただこうとしてたら、それまでどんよりとしていた空が急に晴れだして、暖かく、まるで僕たちを外に連れ出そうとしているようでしたから、海岸から東郷池までぐるりと見渡せる馬ノ山公園に。気温も上がってぽかぽか、そうここは羽合(ハワイ)町。本当に毎日晴れなくてちょっと気持ちまでどんよりしてきていた心が洗われる様な時間でした。やっぱりこういう時間は自分たちには何よりも必要だ。なんとなく様々な考えがポジティブになれなかったのは太陽が足りなかったのだ。ヨーロッパの人たちが真冬でもカフェのテラス席にこぞって陣取っている気持ちがわかる様な気がします。今の自分なら間違いなく太陽に当たりに行くね。近くの海岸では地元のサーファーが白い波に乗っていて、振り返ったらもの凄く奇麗なうろこ雲が空一面。すべてが黒磯からの贈り物の様な一日。みんなありがとうね。フィナンシェがすごく美味しかったんだけど、レシピ変わったのかなぁ。あっ、そうだ、話は変わるのですが、車を探してる方がいたらマーチで良かったら差し上げますよ。ただ鳥取まで取りにきてね。






2015/01/14

もともと美容室は苦手で、長い間佳織さんに切ってもらってて、最近は気心の知れた郡ちゃんに切ってもらってたから初めて行く美容室ってちょっとドキドキする。生活の中で“髪を切る”って行為はけっこう重要な位置を占めてるみたい。でも、それより重要なことがほんの少しだけ動き始めた感じ。夜になって佳織さんと、東京の知り合いとかお店とか夢のようだねと言い合う。西と東って何が違うんだろう、やっぱり何かが違う。












2015/01/12


今日は朝から菊池家とスカイプ。塩野くんも途中参戦。いつの間にか長々と話してしまって気がつけば1時間半。途中大介のおばあちゃんがチラッと来て、今はすごい時代になったよねぇとしみじみ言ってた。そうだよね、僕らが子どもの頃にアニメや映画で観ていたいわゆる“テレビ電話”ってやつがいつの間にか日常にある。そういえば、先日糸井さんがほぼ日で書いていたコラムが秀逸だった。サンタクロースが空を飛んでくるというすごい前提に今は驚かなくなった。飛行機やグーグルマップでそれのすべてを手に入れてしまった、という話。実際にはもう少し具体的でうまい話だったわけだけど、簡単に言うとそんな感じ。昔の人は空を飛びたい、深く潜りたい、遠くへ行ってみたい、と純粋に強く思っていてそれを歌の中に残したりしてひとつずつ実現して行ったに違いない。僕を含めて今生きている人たちは何を想像して、未来に何を実現して行くのだろうか。これからは今まで作ってきたものをただ壊して行くんだろうか。15年くらい前に誰かがコンクリートを剥がし始めたら新しい人間社会が始まるとか言ってたけど、その気配は今のところないみたい。お正月にFacebook流れで沢山の著名人のお話が入ってきていて、けっこう社会に影響のある人たちが日本には先がないという様な発言をされていた。こちらも簡単に言うと日本は沈みゆく船であるという様な話。その話を肯定も否定もしないけれど、仮にだとしたらそんな中子育てをしようとしている私達は日本で最もナンセンスで無責任な人たちになってしまう。それでは救いようがないと思っていたら、タモさんが日本人には資本主義に少しのアイデアを出して、より優れた新資本主義を作り出すことが出来るって何かで発言してた。そう、そうでないと希望がないじゃない。浸水している船の水をかき出す人生が待っているよ、とは子供やその友だちにはとても言えない。糸井さんがそのコラムの最後で「そのぶんだけ、こころも憧れに近づいたんだろうか…。」だって。まったくその通りだよなぁ。









2015/01/10

山陰の牛乳事情についてお話ししなくてはなりません。美味しい、どれもこれも。日本で初めてパスチャライズ製法で牛乳を作った木次(きすき)、大山の代表白バラと続きます。中でも右側の岸田牧場の牛乳はそんじょそこらのとは訳が違うぜ、この濃厚さはコーヒーに絶対負けないぜって味。そして左二つはスーパーで、岸田牧場は知り合いの八百屋さんで売っているありがたさ。大体の牧場は広大な土地にウシが放牧されていて、ジャージーもホルスタインも大きな顔してゴロゴロしています。鳥取の学校給食には鳥取の牛乳しか使ってはいけません。知事のナイス判断です。つまり大企業の手の届かないところなので結構自由にやれてるようです。地元の牛乳愛を感じる今日この頃。「間違いなく美味しいのが作れる」カフェオレ大好き小島さんは日々自信を深めておりますよ。












2015/01/07






海外では死ぬまでに一度は行きたい場所とも紹介されているらしい直島。そういうわけか泊まっている方の半数ほどは海外からの旅行者のようでした。大阪にいた頃には周りに「今度直島に行くんです」って言う人(シンゴも含む)がちらほらいたんだけど、関東からだとなかなか遠いから忘れかけてた。若い頃に気にはなりながらも行かなかったのは、芸術に触れて何も感じることができないかもしれない自分が怖かったから。今はね、近くなって行けるとトコには行かないとって言うのと、コンプレックスも歳とともに薄れて素直になりましたから。それにしてもこういう時の佳織さんはすぐに作品と呼応してなんか感じ取ったりしていてとても羨ましい。僕は瞬間的に何かを読み取るなんてことが全然できないので、今回も何年か後にあっ!あれってこういうことだったんだ!っていう突然の気付きに賭けます。結構大人になってから海猫ってにゃーにゃー言うから海猫なんだって気付いた時はバスの中でああっ!って大きな声を出してしまいましたから。それとこれを一緒にするなという感じですね。そんな僕でも作品を観て感じたことがありましたが、これから行く予定のある方の為に作品の感想は書きません。建物の写真も載せません。やっぱりご自身の目で観るのがよろしいかと思いますので。ひとつだけ言えることは死ぬまでに行った方が良いのは日本人も一緒だろうということです。あーだこーだ言う前にとにかく体感すること、作品のオーラを感じると言ったら良いのでしょうか、芸術ってそういうものなんだと生意気に思いました。それにしてもそういった世界的な作品を包み込んでしまう安藤忠雄って一体なんなんだ。その懐の深さはなんなのだ。直島はけっこう暗い過去を背負っていたのに。関西には安藤建築が多くあるので時々目にすることがあって、「あの建物って安藤忠雄なんだって」って知った風に言ってたけど、よく考えたら彼のこと何も知らない。そんな訳でこれからしばらく“大阪の下町が生んだ世界の安藤忠雄”にまつわる本を読みたいと思います。そうそうもうひとつ、これから行く予定のある方の為に言っておかなくちゃなーと思うのですが、ベネッセハウスは少し残念だった。建物ではなくスタッフさん。笑顔がないわけではありません、やる気がないわけではありません。でも正直に言うとスタッフの方々のこの場所を心から楽しんでもらおうという気持ちが少なくとも僕たちには全く伝わってこなかった。帰り際になって、「フロント横の階段を下りるとラウンジがあって、お泊まりの方は無料でお飲物を飲んでゆっくりして頂けます」なんて言われてもねぇ。いやいや着いたら最初に言うことでしょ!それって!とか、「歩いて10分で着きますよ」実際はそれ以上でひたすら上り坂。とか…終始ちぐはぐ、そんな感じ。








2015/01/03


寒波が去ってようやく初詣。因幡の白兎でおなじみと言ってもみんな知らないだろうねぇ。その名も白兎神社。こちらに来てひと月とちょっと、どっかり雪が降る時もあるけれど、北関東と違って朝晩あまり気温が下がらない事と日中晴れるとけっこう暖かいことがわかってきた。もちろん今のところですが。初詣といえばおみくじ。僕はそんな習慣なかったんだけど、佳織さんの影響で毎年必ず引く事になっている。佳織さんは末吉、僕は吉、小玖有さんはなんと凶。大丈夫、上に上に行くだけだから。吉も末吉もどこにも属さない浮遊感がけっこう良い感じ。三人あわせて3で割れば末吉ぐらいなんじゃない。悪い事も良い事も分け合えるのが家族ってもんだ。







2015/01/01
















Who smiles to say Hello?






































あけましておめでとうございます。元旦、天気が良かったのは“やさほーパーク”(正式名称:浜村砂丘公園)に行った午前中の時間まで。すぐに猛吹雪です。雪がじゃんじゃん積もって、再び雪起こしがゴロゴロ鳴って、風がドンドン窓をノックします。三箇日は家でじっくり今年の作戦を立てる時間になりそうですね。そういえば小玖有さんに歯が生えてきました。まだずり這いもしませんが小さい人なりにゆっくりと成長しているようで父としては嬉しいかぎりです。ところが最近はあれだけバリエーション豊富だった指しゃぶりをあまりしなくなりました。成長って色んなことをし始めるだけでなく、生まれて7ヶ月でしなくなっていくこともあるのだなと初めて寂しさを覚えました。今からそんなこと言っててどうすんの?と怒られてしまいそうですが、一喜一憂が子育ての醍醐味でしょう。さて2015年スタート、挑戦することばかりなのに今年はワクワクしかしません。皆様、こんな勝手な僕と小島家をどうぞ宜しくお願いします。