2015/04/02

すべての言葉は さよなら

雪が溶けて僕たちは春を知る 
同じことただくり返す
しゃべる 笑う 
恋をする僕たちはさよならする

思いっきり僕たちはキスを投げて
さよならする さよならをする

と歌ったのは25年前のDOUBLE KNOCKOUT CORPORATION。思わぬ別れも再会も春らしいと言ってしまえばすべて解決するかもしれません。2度目の引っ越しも無事に終わり、更に小さな町に来ました。昔は温泉街として賑わっていたらしいのですが、今はその役目を対岸のはわい温泉にゆずり、こちらは実にのんびり。海からは少し離れてしまいました。でも、家から徒歩1分のところに周囲に公園が点在する12キロのほどの湖があり、桜がそろそろ見頃。海岸沿いの風車はここからでも見えます。朝はシジミ漁の小さなボートがぷかぷかして、湖岸では白魚を捕る人たちが網を片手に奮闘しています。二十世紀梨の収穫量が日本一の実に鳥取らしいところ。温泉の「湯」、二十世紀「梨」、湖の「浜」の湯梨浜町。実にわかりやすい。僕たちの拠点はここに決まりました。みなさま、どうぞよろしくお願いします。