2015/11/20

大きく揺れてから少し時間が経って、街は落ち着きを取り戻しただろうか。今朝、早くに目が覚めて、何故かすごくパリに思いを馳せる。お店の開店準備をしている間に小玖有を連れてフランスに行こうか、なんて話も飛び出したくらいだから、チャンスがあればいつでも行きたいと思っている。最後に行ったのはもう数年前になるなぁ、コンサートホールでピリスのピアノを聞いて、もちろんカフェでコーヒーを飲んで、レストランで食事なんてことを当たり前のようにした。今回はそんな時に起きたのだから、あぁあの瞬間に…と少しばかりは状況を想像することが出来る。なぜあの街だったのか、とかフランスの歴史の是非を議論したいわけではないし、だからと言ってFacebookのプロフィール写真を三色にしようとは思わないけど、いったい何が悲しいって、そんなことがあっても残酷なばかりに淡々と日が昇って落ち、そしてきっと今日もパリの朝は息を飲むくらいに美しい。